「役満」(やくまん)は、麻雀における役の一つで、最高得点を持つ特殊な役です。役満を達成すると、通常は32,000点または48,000点(親の場合)を獲得できます。役満はいくつかのバリエーションが存在し、そのどれもが非常に難易度が高いとされています。
以下は、役満の例をいくつか挙げます(全ての役満を挙げることはできませんので、代表的なものを挙げます):
- 大四喜: 4種類の風牌(東、南、西、北)を、3つずつ持っている状態。
- 小四喜: 3種類の風牌を3つずつ持ち、残りの1種類の風牌をペアとして持っている状態。
- 大三元: 3種類の三元牌(白、發、中)を、3つずつ持っている状態。
- 四暗刻: 4つの刻子(または槓)が全て暗刻子(暗槓を含む)で構成されている状態。
- 緑一色: 緑の牌のみ(2、3、4、6、8の竹、および發)で構成されている状態。
- 清老頭: 1と9の牌のみで構成されている状態。
- 国士無双: 1と9の各数牌、および四風牌、三元牌を1つずつ持ち、そのいずれかをペアとして持っている状態。
- 九蓮宝燈: 1から9の数牌を3つずつ持ち、その中のいずれかの数牌を1つ追加してペアにしている状態。
これらの役は特別で難しいため、実際のゲームで達成することは稀ですが、達成した際の喜びは大きいです。